こんにちは。
このカテゴリーは、タナボタレコード主催のヒサヤマが、日々の事柄について書くという、お洒落さんのコーナーです。
どうぞ、お付き合いください。
本日は、私の自慢話に一つお付き合い頂きたいと存じます。
私は以前より人間には好まれないのですが、何故か虫や動物には好かれる性分を持ち合わせてきました。
人様は私に寄ってこないのですが、虫やら動物などには警戒感を抱かせないようで、チョラチョラと私の所に寄って来ることが多いのです。
例えば動物園へ赴くと、人間を鬱陶しがって檻の奥の方で枯草をモサモサ食べていた馬の源五郎さん（仮名）が私を見つけるなり寄ってきたり致します。柱に尻をこすりて手の届かない箇所の痒みを癒していた羊のマルチネスちゃん（仮名）などに至っては、寄って来て私に尻をこすり付けようとする始末でございました。
その他、蛇やら亀やらトカゲやら、様々な動物たちとフレンドになってきました。
虫にもしばしば出会います。
私がベランダで煙を吐いていると、巨大な蜂やらカナブンやらアブラムシやら色んな虫たちが寄ってくるのですが、こちらの方々には挨拶をする程度で済ましております。
今朝はカメムシがいらっしゃいました。
一番の思い出は、カラスの金吉君（仮名）でございます。
金吉君は、だいぶ前に私が勤めていた会社の隣の神社に生息しており、私とは文字通り顔見知りでございました。
会社をサボって神社で煙を吐いておりますと、どこからか金吉君が私の数メートル前方にやって来てジッと立っておることがしばしばありました。金吉君には私に何か話したいことがあったのでしょうが、私は彼と何を話せば良いのかトンと分からず、ちょっと良い感じの飲み屋の情報や、健康診断の結果などを彼に教えてあげていたように記憶しております。
会社帰りに私が歌謡曲を謡いながら陽気に歩いておりますと、後ろからこっそり飛来してきて羽で私の頭をハタいたりする、いたずら君でもありました。
痛風発作再発の恐怖に怯えながら、大好きなカップラーメンを控え、たらこパスタを控え、ビールも日本酒も控えて、私の暮らしは孤独な闘いの真っ只中にありますが、大切なフレンズたちに囲まれて幸せな私なのでした。
では。
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