こんにちは。
このカテゴリーは、タナボタレコード主催のヒサヤマが、日々の事柄について書くという、アンタッチャブルなコーナーです。
どうぞ、お付き合いください。
皆様は、小ネギについてどうお考えでしょうか?
私は、素晴らしい食材であると考えます。
これはミラクルであり、マジックであります。
我が家の料理は、煮込みが多いことは既に重々ご承知かと思います。
先日も、飽きずに冬瓜と豚肉を煮た奴を拵えました。
煮込みには醤油や黒酢を用いますので、食卓に並ぶ料理は茶色系が多くなります。
とくに煮込み過ぎたものや二日目の煮込みなどに至っては、見目が甚だしく悪く、何かの間違いなのではないかと勘繰られることさえあります。
そこで登場するのが、小ネギでございます。
小ネギを細かく切り刻んで、茶色の謎物体の上にパラパラと振りかけるだけで、なんと美味しそうな料理に早変わりする訳です。
緑が効いとるんでしょうな。
美味しい色っちゅうやつですよ。
煮込みだけに限らず、小ネギは国内のあらゆる場所で活躍しております。
例えばお吸い物などに至っては、小ネギがのってないとノッペリとした、盛り上がりに欠けた締まりのない感じになり、挙句の果てには、「ただのお湯じゃん」みたいな事を言い出す輩も出てくると聞きます。
小ネギの効能については、以下の説明が的を得ていると思われますので、ご紹介致します。
しばらく田舎の田んぼ道を歩いておりますと、お地蔵さんに出くわすことがございます。
様々なお地蔵さんがいらっしゃるのですが、たまに近所のおばあさんによって、赤い毛糸で編まれた可愛らしい帽子やチョッキなどを着せられているお地蔵さんもいらっしゃいます。
後者のお地蔵さんについて、お地蔵さんご本人はファッションセンスが納得いかないとか、ポールスミスの細身のスーツでバチっと決めたいよとか、靴下は綿100%が良いとか、それぞれの思いがあるかと推察致します。
しかしながら、我々の第三者的視点から申し上げますと、おばあさんの手作り衣装を纏ったお地蔵さんは、大事にされている感がアップし、より一層ありがたい存在に見えてくる訳でございます。
小ネギについても、同じことが言えるのではないでしょうか。
ちょっとした気遣いで、ご本体のありがたさが上昇する点については、小ネギも赤い毛糸の帽子も同じライン上に立っていると言えるのではないか、私はこう思う訳です。
本日は、小ネギについてのお話でした。
では。
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