日々のあれこれ #7

こんにちは。

このカテゴリーは、タナボタレコード主催のヒサヤマが、日々の事柄について書くという、大変コソコソとしたコーナーです。

どうぞ、お付き合いください。


昨晩の我が家の献立の一つは、鶏肉のガーリック焼きでした。

”献立の一つ”と申しますと、あたかも五品も六品も食卓に並んでいて、高価な赤ワインがゴテゴテしたワイングラスにトクトクと注がれ、頭上には巨大なシャンデリアがキラキラしているような豪華絢爛な景色を想像されると思いますが、本当はニ品のうちの一品です。二分の一です。酒はチューハイです。

ところで、昔の私、つまり志の高かった私・夢があった私・笑顔だった私、はスーパーの生鮮食品売り場にて、所謂加工品なぞには目もくれず、それどころか半分バカにした面持ちでチラッと眺めてやる程度でした。
何が言いたいのかと申しますと、”調理済みであとは炒めるだけ”、なんてものは是邪道と見做し、決して買わんかったんです。本来、食材というものはイキイキとピュアで、これから始まる的な感じであるべし、と考えていた訳です。
それは何故かと申しますと、当時の私は小山裕久先生の素晴らしいご本などを常に胸ポッケに入れて愛読・徒歩しているような、大変イケ好かない・ウンチクたれの若者であったからです。
己で一から料理せんかい!と考えていたものでした。

時は流れ、川も流れ、雲も流れ、私は変わりました。
JAYWALKの「何も言えなくて…夏」を謡いながらスーパーの生鮮食品売り場前をウロウロしていた私は、本件の主題である鶏肉のガーリック焼き(味付け調理済み・あとは炒めるだけ)が50%オフになっているのを見つけ、即、買い物籠に入れた次第です。
その時点でJAYWALKの「何も言えなくて…夏」は、ギターによる印象的なイントロを終えてようやく歌が始まり、”綺麗な指してたんだねぇ 知らなかったよー”のあたりであったと記憶しております。

半分シナびて冷蔵庫の中で不貞腐れていたキャベツと一緒に炒めました。
安いし楽だし早いし便利だねっ!と家族で美味しく頂きました。

では。


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